開催内容
東京都杉並区開業 川勝歯科医院 田中利典
東京都立川市開業 OPひるま歯科矯正歯科 晝間康明
フォトレポート
◉イントロダクション
「歯科業界の問題点とこのワークショップの狙い」
(東京都西東京市開業 アップルデンタルセンター 畑慎太郎)
学生または開業前の歯科関係者の方に向けて、削って詰めることが歯科医療の本質ではない、というオーラルフィジシャンの基本について、わかりやすい説明がありました。
◉講演
卒後に感じて、開業して思い、いま未来を考える
(静岡県浜松市開業 みやぎ歯科室 宮城和彦)
患者にとって真の利益とは、口腔の健康を維持することに他なりません。問題はただ一つ、今後50年の歯科医療を担う私たちがその医療を行うか行わないかということです。卒業してから開業するまでどのような歯科医療に触れ何を感じたか、開業して5年経ち今何を思うか、そして未来をどう考えているかについてお話ししました。
◉ワークショップ
スタッフ・患者・医院について“あるある”問題を考える
(東京都杉並区開業 川勝歯科医院 田中利典)
各グループに分かれて想定される「スタッフ」、「患者さん」、「歯科医院」の問題を考えてもらい、発表していただきます。その上で出てきた事案を整理し、次はその解決策を各グループでディスカッションののち、再び発表していただきます。一連の流れを通じて、「OP歯科医院あるある」を皆様と考えた上で実例を共有しました。
◉ワークショップ
連携で予防歯科をコ・クリエーションする
(東京都立川市開業 OPひるま歯科矯正歯科 晝間康明)
予防歯科の定着した歯科医院の中には、対外的な活動として医療連携や社会連携を通じてさらなる予防歯科の普及に努めるところもあります。まずはグループディスカッションを行い、どのような活動が考えられるかアイディアを出していただきます。なお、取り組みに正解はありません。皆さんのアイデアから私たちも学びました。
◉ワークショップ
まずは歯科医療の理想を実践トレする
(東京都西東京市開業 アップルデンタルセンター 畑慎太郎)
過去に本セミナーに参加した若い歯科医師・歯科衛生士から“あるべき歯科医療の形を頭の中に描くことはできたが、それを具体的にどのように臨床に落とし込み、研修をしていけば良いかわからない”といった意見を多く聞きます。このワークショップには「聞いて、考えて、発表し、行動に移す」という狙いがありました。
◉講演
富士通の予防歯科に対する取り組み
(富士通Japan株式会社 ヘルスケアソリューション開発本部 藤里様)
富士通健康経営施策、自治体と連携した”地域まるごと予防歯科の実現”、富士通歯科クラウドサービスなど、富士通の予防歯科に対する取り組みをご紹介いただきました。
ワークショップのようす
本セミナーでは3つのワークショップが行われ、参加者がそれぞれの立場から予防歯科を実践していく上での課題に取りくみました。