会場
“Pre Oral Physician Seminar 大阪” を終えて
2022年3月13日、大阪市中央区の富士通関西システムラボラトリにて、「若い歯科医師のためのPre Oral Physician Seminar(プレOP)」が、初めて大阪で開催された。258人収容の会場での感染対策を講じた開催で、関西を中心に38名の歯科医師、歯科衛生士が参加し、「Keep28 Dentistry」についての講演が繰り広げられた。
セミナーは、「歯科医療の本質とは何か?」と題した日本の歯科医療の問題点と目指すべき歯科医療についての私の講演から始まり、赤松佑紀講師による「メディカルトリートメントモデルについて」、午後からは、大久保恵子講師による「女性歯科医師だからこそ、オーラルフィジシャンをめざそう」、吹田猛講師による「今、何故オーラルフィジシャンなのか」と題したオーラルフィジシャンへの道のり、最後は、今林大輔講師による「予防歯科のミライ」で締めくくった。常日頃の歯科医療に対して、一貫して「本当にそれでいいのか?」と問いかける講演内容に、参加者の真剣な表情が印象的であった。講演後は、「メディカルトリートメントモデルを、どのように患者に説明したらいいのか。」、「スタッフ教育は、どうしたらいいのか。」といった、具体的な質問が多く寄せられ、盛況のうちに閉会となった。
なお、今回のプレOP大阪の開催にあたり、セミナー会場の提供と、設営・運営に協力していただいた富士通株式会社に、心より感謝申し上げる。
JOF理事・西日本支部長 川原博雄
何を守り、何をかえるべきか
社会の変化に対応できるか
おかしいことはおかしい!
流されてはならない
そこに課題があるのなら
講演内容
MTMで何を実現するべきなのか - 歯科医師として生きがいを持ち続けられる歯科医療を –